2017年12月27日水曜日

第44回 北海道教育美術展

今日(12月27日)と明日の2日間、第44回北海道教育美術展 審査研修会が行われます。心配された天気もおさまり、全道各地からたくさんの先生が集まり研修を深めました。

「次期指導要領の改訂に伴い、子どもの思いを育む価値を改めて考えたい」という会長の挨拶で今年度の審査会が開会されました。会場の札幌市立前田中央小学校には、70名を超える先生・OBの皆様、そして40名近い学生さんが集まりました。
この2日間、幼稚園から中学生までの作品をm見ることを通して図画工作・美術教育のあり方を学びます。「子どもの声が聞こえてきそうな作品」を、大きなキーワードに楽しそうに絵をかいていることが伝わってくる作品を選び、絵から伝わる子どもの思いを語り合いました。

審査の前に、全員で子どもの絵の見方をキーワードをもとに研修し、本連盟が奨励する作品の考えを確かめました。発達段階にあったキーワードを研究部でまとめ、全員が共通の視点で審査できるように昨年度の作品を鑑賞しながら研修しました。

はじめに、各グループに分かれ審査を行い、その中でグループが推奨する作品を選出します。ここでたくさんの情報が交流されます。「この子絵をかくの好きなんだね」「見ていてホッとする作品だね」そして、その絵を見ながら、子どもの表現についての交流が研修になるのです。

各グループで推奨された作品は会場に集まった審査員全員で見る全体審査会で見合います。作品を通しての思いや、教室での指導など、ここでもたくさんの思いが語られます。

そして、奨励賞作品を選びます。たくさんの思いが語られ、図画工作。美術教育に関する考えを交流することで、一人一人の学びを深めます。ここでの出会いや語らいが明日の美術教育を作っていくといつも感じます。

審査研修会は、明日も続きます。熱く語り合う2日間です。


2017年12月24日日曜日

連盟報145号 発行

12月8日
北海道造形教育連盟報145号を発行いたしました。全道の皆様の手にお届けするにはもう少々お時間をいただきたいと思います。ご容赦ください。(よろしければ、webからダウンロードしてください)

145号は、釧路大会の様子を中心に、web Library、函館のサークル紹介を編集しております。
ぜひ、ご一読ください。

第44回 北海道教育美術展審査研修会に向けて

12月13日(水)18日(月)の2回に分け、第44回北海道教育美術展に向けた作品受付を行いました。

札幌市立前田中央小学校に全道各地から、たくさんの作品をお送りいただきました。札幌市内の実行委員の先生を中心に、その一つ一つの包みを丁寧に開封し、学年ごとに整理し27・28日の審査研修会に向けた準備を行いました。作品を開封しながら点数を数え受付票と確認することで、お預かりした作品を管理します。
作品を開封しながら、「素敵な作品」「子どもたち楽しんでかいたんだね」と、子どもたちの思いが語られ、この場でもたくさんの研修が行われていました。
たくさんの作品と出会い、たくさんの語らいのある審査研修がとても楽しみです。

2017年10月30日月曜日

教育美術展 開催要項の訂正


第44回 北海道教育美術展 要項に関して

先日、ホームページにて、今年度の北海道教育美術展の開催要項を紹介いたしました。
大変申し訳ございませんが、展覧会の日付に一部誤りがございましたので、お知らせいたします。ご迷惑をおかけしたことを、お詫びいたします。申し訳ございませんでした。

(誤) 平成29年 1月11日(木)~14日(日)
(正) 平成30年  1月11日(木)~14日(日)




 
 
 
 


お詫びして、訂正いたします。







訂正箇所→

2017年8月29日火曜日

第2回 部長会


8月28日(月) 真駒内曙中学校にて、北海道造形教育連盟の第2回部長会を行いました。
 9月4日(月)第2回常任委員会が行われます。本日の常任委員会に向けた議事について整理されました。今回は、今年度の教育美術展に向けた流れや、釧路大会の成果について共有しました。

 各部の部長・副部長10名の先生が集まり、各部の今年度の推進計画について提案がありました。

今年度の北海道教育美術展は、事務局の中心メンバーが引き継がれ、新組織で運営します。昨年度までのノウハウを生かして運営することを確認されました。また、今後の、全国大会の開催地の確認や、全国教育美術展についての運営についても確認しました。

2017年7月28日金曜日

課題別分科会


課題別分会テーマ「想いをつなぐ」

題材名「豊かな感性より ~こはん美術館~」
 北海道キリスト教学園湖畔幼稚園
安田みゆき
 
 
題材名「ざいりょうから ひらめき」
厚岸町立厚岸小学校
中島 愛
 
 
 
 
題材名「想い」をもつ・つなぐ、その前に
日高町立日高小学校
岩﨑 愛彦
 
 
 
 
 課題別分会テーマ「他者とつながる」

題材名「未来のアーティスト」斜里町知床ウトロ義務教育学校
藤下 昌世



題材名「私との対話・友人とのかかわり   
   ~キュビズムによる自画像~」
根室市立歯舞中学校
宮田 玲二



課題別分会テーマ「学びをつなぐ」

題材名「ストリートスタイルの源流
 ~大衆音楽とファッション~」
北斗市立浜分中学校
九千房 政光


題材名「元気が出るTシャツデザイン」
釧路東高等学校
竹本 万亀




 
 
 

2017年7月27日木曜日

テーマ「学びをつなぐ」2実践

中学校2年生「一歩踏み出すための靴」
授業者 : 更科 結希

感性をはたらかせて、自分の夢や未来に対する願いを、形や色で表現したい。靴の形や構造から美しさを感じ取るなど、総合的な美しさを構想し練っていく。また、造形的な感覚を発揮して、自分の表現方法に合う方法を工夫したり、制作の順序などを考えたtりする学習です。












高等学校3年生「ことばのイメージ」
授業者 : 上野 秀実

言葉のもつイメージから視覚化した表現する考えをもつ。動画制作に必要な手順や場面の転換など、映像のもつ特性を理解し、表現に必要な機器を利用する。










 

テーマ「他者とつなぐ」2実践

小学校6年生「名画の中に入ってみたら」
授業者 : 高野 恵輔

名画を鑑賞し、感じたよさや面白さを立体化する題材です。子どもたちは、立体化することや奥行きを考えることで改めて、名画の美しさやよさを感じていきます。また、空間構成を考えることの楽しさを感じながらつくっていくこともねらっている。作品の世界に入っていくことを子どもたちと一緒に楽しみたいです。



















中学校1年生「和をつなげよう」
授業者 : 橋本 加会

使用の目的や一つの図形を連続させる構成を考えながら、表したいイメージを美的感覚をはたらかせて、つくりたいもの考える授業です。連続性や規則性を生かし構想を練ることで、子どもたちは連続した模様の美しさやよさに気付いていく。また、表したいイメージをつくるための、材料や用具の特性を生かし順序などの見通しをもって取り組んでいく。




















テーマ「想いをつなぐ」3実践

幼稚園年長「ぼくたちわたしたちの よしの園の一日」
授業者 : 加藤 史絵  澤原 大

クレヨンや絵の具を使って、自分の思いを色で表現しました。よしの園に一日の流れを思い浮かべ、好きな活動場面を描きました。最後にみんなの作品をつなげ、みんなの絵を見ることで、卒園まで友達と一緒に思い出を大切にしたいという気持ちにつなげていきたい。お互いの絵のよさが、思いやりの気持ちにつなげたい。





















小学校2年生「ようこそ!光の国へ」
授業者 : 若林 亘

ビニールシートを並べたり重ねたりしたときの形や色の変化を楽しみ、見え方のちがいを感じ取ることをねらいにしました。「先生、重ね方やっぱりこの方がいいわ!」「この色、光に透かしたらすごくきれい!」何度も試しながら、お気に入りの作品をつくり上げました。





















小学校6年生「ことばから広がる世界」
授業者 : 日野道子

詩を読んで、自分なりの主題をもって想像したことを自分の思いにあった描画法を選択し、表現していく学習です。本時は、よりよく表現するために画面構成を考え、配置や背景との重なりを考え表現しました。トレーシングペーパーに描かれたモチーフを何度も置き換えながら、「こんな感じかなあ」とい、納得しながらつくる姿が素敵でした。


















第67回北海道造形教育研究大会 釧路大会


7月27日(木) 第67回北海道造形教育研究大会を釧路市立共栄小学校で行われました。
全道各地から、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・大学など、たくさんの先生が集まり盛大に行われました。

幼稚園1実践、小学校3実践、中学校2実践、高等学校1実践、計7つの授業公開が行われました。それぞれの授業に関しては、次のページに紹介します。


体育館につながる廊下には、各地区サークルの活動がまとめられたパネルが掲示され、「TEAM北海道」として、各地区サークルの活動の一つ一つが大きな力になっていることなっていることが見ている参会者に伝えることができました。