2015年12月27日日曜日

第42回北海道幾美術展・審査研修会②


各審査グループで審査をし入選・奨励賞候補を選んだあと、集まった審査員全員で全体審査を行います。審査グループの責任者がグループ審査で語られたことを全体に話しながら、話題の上ったことや並べられた作品を見ながら気になったことを交流し、子どもたちの絵について語りいあいました。

描いている子どもたちが、どんな楽しいそうな顔をしていたのか。絵をかきながら、どんな話をしていたのか。など、子どもたちの様子を思い浮かべ、子どもたちが自分の思いを生き生きと表現することをの大切さを深く感じることのできる全体会です。


語り合うことを通しながら、司会の先生が子どもの絵にとって考えなければならない整理し、明日からの図画工作・美術教育に大事なことを確かめました。
今日は、幼稚園、小学校を審査しました。明日は、中学校の作品について研修を深めます。
幼・小・中と校種の違う先生が、校種を超え、語りあえることもこの審査研修会の大きな魅力になります。
また、審査とは別に絵を囲みながら、絵をかいている子どもについて語り合う場面もたくさん見ることができます。とっても、あったかい光景ですね。


第42回 北海道教育美術展・審査研修会①



今日から2日間、札幌市立新陵東小学校を会場に、第42回北海道教育美術展・審査研修会を行います。全道各地の幼稚園、小学校、中学校から、集まってきた16000点を超える作品が集まり、子どもたちの瑞々しい感性溢れながら作品を審査します。


まずは、開会式を行いました。
三井会長から、この審査研修会が北海道の図画工作・美術教育においてとても大きな役割を果たしていることのあいさつがありました。


引き続き、共催していただいている北海道新聞社様や協賛をいただいているサクラクレパス様からも、ごあいさついただきました。
その後、今年度の運営についての説明があり、いよいよ審査です。

そこで、審査にかかわって全体研修を行いました。学年の発達段階に合わせて整理されたキーワードの説明があり、評価規準の共通理解を図りました。実際に、昨年度の奨励賞作品を見あいながら、作品から伝わる、絵を描いている楽しそうな子どもたちの声を感じました。
その後、5つのグループに分かれて審査を行いました。


今回の審査会は、全道各地から100名を超える先生たちにお集まりいただき、子どもたちの絵を審査しながら、絵を描いている子どもたちの楽しそうな声が聞こえてくる作品についてたくさん語り合いました。
この交流が、教師の力量を高め図画工作・美術教育の未来をつくっていくのです。
まずは、グループで審査し、その後全体で話し合いを行います。




2015年12月26日土曜日

第42回 北海道教育美術展審査研修会・前日準備

12月26日(土)札幌は、天気のいい分気温が低く、昨日降った雪で道路はツルツル路面といった冬本番の朝でした。
札幌市立新陵東小学校を会場に、明日から始まる、第42回北海道教育美術展の審査研修会に向けての準備を、たくさんの先生の力で行いました。
今年から、今までの審査研修会絵をもとに、さらに研修の内容を充実させた新しい運営方法で実施します。そこで、準備の仕方も今までとはちょっと違います。まずは、全員が共通理解できるように、しっかりと打ち合わせをしました。今年度は、みんなで何度も確認しながら進めることが大事になります。
全道からお預かりした作品を体育館に運んだり、各審査グループの準備をしたり、開会式のために体育館にいすを並べたりしました。体育館は、あっという間に審査会場に大変身しました。

すべての準備が終わった後は、明日の審査研修会の細かな流れを、全体で確認しました。入選作品の規準について確認したり、全体審査会の流れをシュミレーションしたりなど、新しい運営方が効率的にかつ、より深い研修になるように互いに不明瞭な部分を確かめ合いました。
これで準備はバッチリ!です。明日から始まる、全道から集まってきた、子どもたちの瑞々しい感性あふれた作品を見ながら、たくさんのことを語り合い、明日の造形教育について考えを深める2日間にしたいと考えています。



審査研修会にご参加いただく皆様、遠路にはなりますが、よろしくお願いいたします。
審査会場:札幌市立新陵東小学校(地図参照)
      札幌市手稲区新発寒5条4丁目2-1
      TEL 011-684-5561