2019年12月27日金曜日

第46回教育美術展 審査研修会(2日目)

審査研修会(2日目)が始まりました。
 
今日もはじめは、各グループに分かれ審査を行い、その中でグループが推奨する作品を選出します。ここでたくさんの情報が交流されます。「この子、絵をかくの好きなんだね」「見ていてホッとする作品だね」そして、その絵を見ながら、子どもの表現についての交流が研修になるのです。

各グループで推奨された作品は会場に集まった審査員全員で見る全体審査会で見合います。作品を通しての思いや、教室での指導など、ここでもたくさんの思いが語られます。

そして、奨励賞作品を選びます。たくさんの思いが語られ、図画工作。美術教育に関する考えを交流することで、一人一人の学びを深めます。ここでの出会いや語らいが明日の美術教育を作っていくといつも感じます。




 

 

 

2019年12月26日木曜日

第46回 北海道教育美術展

第46回 北海道教育美術展

今日(12月26日)と明日の2日間、第46回北海道教育美術展 審査研修会が行われます。今年は、雪が少ないので、例年より交通機関の乱れもなく開催されました。全道各地からたくさんの先生が集まり研修を深めました。
 
「図工美術の将来の可能性を感じながら、子どもの素敵を探したい」と、会長が挨拶され今年度の審査会が開会されました。
会場の札幌市立前田中央小学校には、40名を超える先生・OBの皆様、そして40名近い学生さんが集まりました。

この2日間、幼稚園から中学生までの作品を見ることを通して図画工作・美術教育のあり方を学びます。「子どもの声が聞こえてきそうな作品」を、大きなキーワードに楽しそうに絵をかいていることが伝わってくる作品を選び、絵から伝わる子どもの思いを語り合いました。

審査の前に、全員で子どもの絵の見方をキーワードをもとに研修し、本連盟が奨励する作品の考えを確かめました。発達段階にあったキーワードを研究部でまとめ、全員が共通の視点で審査できるように昨年度の作品を鑑賞しながら研修しました。
 
はじめに、各グループに分かれ審査を行い、その中でグループが推奨する作品を選出します。ここでたくさんの情報が交流されます。「この子、絵をかくの好きなんだね」「見ていてホッとする作品だね」そして、その絵を見ながら、子どもの表現についての交流が研修になるのです。

 

2019年12月13日金曜日

第46回 北海道教育美術展審査研修会に向けて

第46回 北海道教育美術展審査研修会に向けて
12月13日(木)は、第46回北海道教育美術展に向けた作品受付を行いました。

札幌市立前田中央小学校に全道各地から、たくさんの作品をお送りいただきました。札幌市内の実行委員の先生を中心に、その一つ一つの包みを丁寧に開封し、学年ごとに整理しました。作品を開封し、点数を数え受付票と確認することで、お預かりした作品を1点1点、管理します。18:00から始まった作業ですが、21名の先生が集まってきたこともあり、2時間弱で受付を終えることができました。次回は16日(月)に続きの作業を行います。今年度の審査研修会は、26日(木)27日(金)です。
 

作品を開封しながら、「素敵な作品」「子どもたち楽しんでかいたんだね」と、子どもたちの思いが語られ、分類作業ではありますが、この場でもたくさんの研修が行われていました。
たくさんの作品と出会い、たくさんの語らいのある審査研修がとても楽しみです。

2019年8月5日月曜日

造形まつり2019

造形まつり2019

留萌地方美術教育研究会
「ドリフターズ~海辺で生まれたものたち~」







旭川市教育研究会 図工美術部
「開いて広がる世界 ~板締め絞り染め~」








上川造形教育連盟
「銅でどうでしょう?」

 






北海道飛行機を飛ばす会
「飛ばして遊ぼう」







石狩造形教育連盟
「なにが出るかな? 何ができるかな?」








釧路造形教育研究会
「ジェスモナイトを使って」








札幌市造形教育連盟
「“題材”の入り口~出口」








おといねっぷ美術工芸高等学校
学校紹介ブース





旭川市彫刻美術館
巡回展示を体験しよう





宗谷造形教育研究会
「立体凧をつくろう」








帯広美術教育研究会・図工美術部会
「ふしぎないきもの」







十勝造形サークル
「ゼンタングル体験」







根室造形教育連盟
「スチレンボード版画」
  


2019年8月3日土曜日

高等学校・旭川地域連携アートプロジェクト

高等学校・旭川地域連携アートプロジェクト

題材名 イメージしよう!抽象表現の鑑賞〔1年生〕(鑑賞)
授業者 河野 昌一(北海道旭川永嶺高等学校)

教室中央に並べられた液体粘土で作成した平面構成。それぞれの作品を鑑賞し、提示されたテーマに合う作品を選び出していました。「このクラスは、はじめは明るいがけかと思ったけど、芯の強い人が多いと感じ、この作品にしました。」など、形と色からイメージされた造形的な感じを根拠をもって交流していました。



 
 
**  **  **  **  **  **  **  **  **  **  **  **

北海道立旭川美術館公開鑑賞会

主 催  旭川地域連携アートプロジェクト
       北海教育大学旭川校
       北海道立旭川美術館・旭川市彫刻美術館
       旭川市教育研究会 図工・美術部会
       上川造形教育研究会
       上川旭川美術部連携協議会
会 場  北海道立旭川市美術館 
       
旭川美術館を会場に、旭川市内・近郊の美術部員が集まり作品鑑賞会を行いました。2つの展示会場とアートカードを使った鑑賞ゲームの3つのグループに分かれて活動を行いました。
愛別町で実施している「君の椅子」の作品展では、自分のお気に入りの椅子を考えました。「背中の丸みがやさしくて気に入りました。」形や色の感じをもとに、構成や空間なども考え作品を選んでいました。






アートカードを使った鑑賞ゲームでは、「共通点を見つけよう」を楽しみました。3枚の手札と場に並べられたカードを見比べながら、共通点を見つけて並べていきます。ルールはひとつ、「一度使ったWordはもう使えない」だけです。「ここの赤が同じ色です。」「モチーフに木が描かれている。」みんなが納得したら、“拍手”で承認です。













 

中学校 4実践

中学校 4実践

題材名 「わたし」を映す生き物〔2年生〕 (彫刻)
授業者 東 加奈絵(比布町立比布中学校)

表したい「わたし」の思いを、形と色で立体に表現しました。自分を表現するキャラクターを発想し、今の自分を映し出しました。「ひよこ顔だからこのキャラクターにしました。」「今はテニスが一番好きなので・・。」紙粘土に色を加えた色粘土をつくり、芯材を活用し全体のバランスを考えながらつくりあげました。
 






題材名  CMを鑑賞しよう〔2年生〕(鑑賞)
授業者  島本 匡平(旭川市立北門中学校)

一人一人に配付されたiPadには、題材となった画像が入ってます。生徒たちは、作品監督になったように、ストーリー、映像の組み立て、一つ一つの描写、光の演出など、様々な角度から作品を鑑賞しました。また、グループの仲間と見方を交流することであたらな発見も生まれました。
 








題材名 心をともすあかり〔2年生〕(デザイン)
授業者 島本 さとみ(士別市立士別中学校

「つくり つくりかえ つくる」を繰り返しながら、自分のイメージに合うあかりを作り出していました。「星型の紙を重ねていたら、影の形がきれいだったから、影をうまく使いたい。」など、試すことで新たな発見が生まれていました。思いの詰まった作品をつくり出していました。
 
  
 
 


題  材  名 彫刻巡回展示出前授業〔小6・中3〕(鑑賞)
授  業  者 石川和也・中明千紘・杉森藍
児童生徒 旭川市忠和小学校・旭川市永山中学校


「この作品の女性は、どんなこと考えているのかなあ。」ファシリテーターの質問。生徒は表情、姿勢、頭の角度などから、想像を広げ自分の思いを話していました。グループで語り合うことで、どんどん見方が深まり、作品の細かな部分にも目が向き鑑賞の楽しさを感じ取っていました。〔中学校3年生〕